3月6日 7日の石の蔵マルシェ、ご来店ありがとうございます。
ご来場の皆さま、出店者の皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございます。
自分のブースにお客様がいない時間には、出店者様とお話させていただき
楽しい時間になりました。

私がいたのは、足つぼ、足トリートメント、ハンドトリートメント
カイロプラクティック、仙骨調整の5店舗の中、
一番奥のブースでヘッドスパをやらせていただいておりました。
お客様にとっても、あれこれ悩んでしまいますよね。
でも、どのお店もアプローチの方法が違うのではしごしても大丈夫です。
私の場合は、「さっきここでやった」とか「次ここでやる」と教えていただけると、ヘッドスパ(頭皮・肩・首・背中・二の腕)のどこに重点おいてほぐすのが
お客様がすべてを受け終わったあと、スッキリしているかを配分できるので
助かりますね。
嬉しかったのお話
あるお客様が、一番奥にある私のところに来て
「膝が痛いんだけどやってもらえる?」と話しかけてくださいました。
イベント出店はヘッドスパですが、サロンではトータルケアですので
もちろん「OKですよ」と、伝えたところ、
「先にトイレに行ってくる」と言って、その場を離れられました。
イベントなので、パイプ椅子と肩掛け用のタオルしかなく、
足を包む大きなタオルと、パイプ椅子もあと1つ足りない・・・。
と、後ろ隣のブースをみたら、使っていないパイプ椅子を発見。
その方のものではなく、もともと置いてあったということで拝借。
タオルは、別の場所にいる出店者で大きなタオルとベッドを持ってる知人がいたので、タオルだけ借りることにしました。
戻ってきたお客様が、膝が痛くなった原因を教えてくださいました。
が、これは腰もほぐしたい!!と、思ったので、先ほどタオルを借りた知人に
ベッドも貸していただき、そちらで、トリートメントさせていただくことにしました。
お客様は「とにかく何とかしてほしい」という切実な気持ちです。
日曜日なので病院に行けないから、今日一日、なんとか動けると良いなと
思いながら、20分、施術させていただきました。
私は、医者ではないので治療は出来ませんし、治すことも出来ません。
でも、セラピストなので、緩和させたり、ほぐしたりすることは出来ます。
20分間の施術後、もともとハリがあった部分は、残ってしまったことを
お伝えしましたが、お客様は「膝、痛くない!!歩ける!!」と、
喜んでくださいました。
明るいお客様のお顔をみて、嬉しくなりました。
ヘッドスパでも、眼が良く見える、身体がポカポカしている、
呼吸が楽になったなどの嬉しい感想をいただくこともありますが、
今回は、一番奥にいた私を選んでくださったこと、
ヘッドスパ屋さんは、頭が専門と思いこみ、身体は無理だと思っている方が普通なのに、膝は無理だと思わずに聞いてくださったこと、
お客様が普通に歩けていることに、とても感動し、嬉しかったです。
ベッドを貸してくださった知人にも感謝です。
ありがとうございます。
その後、しばらくしてから「続けた方が治るか?」という質問をされに
また戻ってきてくださり、今後のアドバイスもさせていただきました。
信用していただいて、またまた嬉しくなりました。
その戻っていく途中で、別の施術も受けられていて、
「さっきよりも楽になった」と、ますます嬉しそうなお客様でした。
が、そのブースのセラピストさん。
私に「治せなかったんですか?私なら治せましたよ」と言ってきました。
(お客様、楽になったけど治ったとはいってないよね)と思いつつ、
「そうなんですね。すごいですね。」と、お返事させていただいたところ
あなた、エステなんでしょ。無理だよねという攻撃態勢で、
話しかけてきたので早々に退散してきました。
どうやら、ヘッドスパなのに膝を施術したのが気に入らなかったらしいです。
それにしても「治せる」というのが怖いです。
国家資格を持っている方でも、身体の治療は一回で簡単にはいかないものです。
その方の身体と対話しながら治療していくものだと思います。
そして、セラピストは国家資格ではなく医者ではないので治療は出来ませんし、
治すことも出来ません。と、いうことが前提でお客様に接しなければいけないというのが当たり前のことです。
お客様が「治った」と言うのは、お客様の感想なので、問題はないですが、
「治せます」と言っているセラピストには、気をつけてくださいね。
私はセラピストなので、国家資格は持ってませんが、お客様に寄り添えるように心掛けています。